ガンベリーニ「フィレンツェで引退して、ボローニャの監督に」(3/3)
ガンベリーニ
―ミハイロビッチとは今も連絡を取っているのでしょうか?
いや、ミハイロビッチと挨拶を交わしたのは、彼がチームを出ていった時が最後だ。僕にとってミハイロビッチはとても重要な監督だった。
とても厄介なチーム状況ではあったがグループの精神をチームに植えつけてくれた。だが監督という責任を取る立場の人物であったために、最終的にはすべての責任を背負う羽目になってしまった。
―サンシーロでボローニャがインテルに勝つと期待していましたか?
いや、まさか勝つとはね。
―2月21日はボローニャ戦です。ボローニャはインテルに勝ったことで勝利に満足してしまったでしょうか?それともモチベーションがさらに高まったでしょうか?
おそらくフィジカル的にはとても良い状態にあると思う。各ポジションに経験値の高い選手を置いている。相当ハードな戦いになるだろうね。
―ピオリが新監督に就任して、ボローニャは何が変わったのでしょうか?
今のボローニャは自分たちの実力を誰よりも把握していると思う。どんなチームを相手にしても臆することなく戦うだろうね。
――ボローニャを止めるにはディ・ヴァイオを封じれば十分ですか?
それだけでは駄目だ。たしかにディ・ヴァイオは脅威だが、他にも注意すべき選手が何人もいる。
―例えば?
ラミレス。彼は驚異的な才能の持ち主だ。
―あなたにとってボローニャ戦はダービーですね。
でもダービーと考えている暇はないな。必要なのは勝ち点だ。
―これからの目標は?
まずは残留を確定させること。それから来シーズンのカンピオナートで主役を演じられるようなチームにするための下地を作りたい。
―ボローニャで最高の想い出は?
高校時代かな。悩みも心配事も何もなかったころで、あらゆることが楽しかった。
―最低の想い出は?
チームの降格。僕はボローニャで生まれ、ボローニャで選手として成長した。それだけにボローニャのセリエB降格は悪夢だった。
―イタリア代表の夢はもう捨ててしまったのでしょうか?
今はフィオレンティーナで活躍することだけで、代表のことは考えていない。代表から声がかかれば嬉しいけれど、今の僕の優先事項はイタリア代表ではない。
ガンベリーニ「フィレンツェで引退して、ボローニャの監督に」(2/3)
ガンベリーニ
―現在のフィオレンティーナは、もう過去のチームだと思いますか?
まさか。ひとつのサイクルが終わったことは、みんな自覚していると思う。これから次のステージに進もうと努力しているところだ。
―数年間は完璧とも言える輝かしい成績を残していたフィオレンティーナですが、失速してしまった原因は何だったのでしょう?
あの頃と今の状態を比べても意味がない。今はナポリのような戦力を充実させているチームが出てきて、以前より競争が激しくなっている。カンピオナートでは何が起きても不思議じゃない。ノヴァーラやボローニャがサンシーロでどれだけの戦いを見せたのか、あの試合を見ればこれがどういうことか分かるはずだ。
―チャンピオンズの舞台から去って2年。フィオレンティーナは依然として低空飛行が続いています。
常にトップクラスを維持するなんて簡単にできることじゃない。ひとつのサイクルが終わったからといって、またすぐに次のピークが来るわけではない。
―モントリーヴォは2年前と同じくらいのパフォーマンスを維持しているでしょうか?
もちろん。彼のプロフェッショナル精神は素晴らしいものがある。逆風に立ち向かうシーズンになると分かっていながら、多くのティフォージの評価を覆そうと必死に戦っている。フィオレンティーナのシャツを着ている以上、すべての力を振り絞ってフィレンツェのために戦ってくれるはずだ。
―あなたとフィオレンティーナの契約は2013年に切れます。契約延長の話はもう出ているのでしょうか?
今のところはない。それにまだこの話をするタイミングでもない。
―これでフィレンツェでの冒険は終わりにしようと考えていますか?
終わりだなんて、まったく考えていない。フィオレンティーナに貢献できるかぎりは、このチームに残るつもりだ。チームの構想に入ってさえいれば、サインする理由はそれで十分だ。たしかに過去にはチームを離れる可能性も無かったわけではないが、フィレンツェの居心地は良いし、ここは自分にとって最高の場所だと思う。今後のチームの構想にも自分は入っていると思うし、僕もフィオレンティーナに貢献したい。
―フィレンツェで選手生活を終えて、それからボローニャの監督になりますか?あなたはボローニャ出身ですよね。
引退後の生活なんて考えたこともないけれど、ボローニャの監督を絶対やらないとは言い切れない。むしろやってみたい。
―ナスタシッチはどうですか?
若くて将来性のある素晴らしい選手だと思う。周りのアドバイスにも耳を傾けて、良い部分をどんどん吸収している。彼はとても僕に似ているね。












