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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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元日本代表監督ザックが本田にゴールを要求「日本と違う」

2014年9月20日 サッカーニュース

19日付けのイタリア紙「レプブリカ」の夕刊版に、元日本代表監督ザッケローニのインタビュー記事が掲載されている。ザッケローニは、今日20日に対戦するユベントスとミランの両クラブで監督を務めた数少ない人物だ。

―ザッケローニ、アッレグリはミランのファンに、インザーギはユーベのファンにそれほど愛されていませんでした。こういった精神的なことが試合に影響するでしょうか?
それはない。これは監督個人の問題で、ピッチで戦う選手には影響しないはず。それでもミランを率いていたアッレグリと、ユーベのFWとして活躍したインザーギがまったく逆の立場の監督として対戦するのだから、非常に興味深い。アッレグリとインザーギの対立を見ると、自分の監督生活の中でも様々なエピソードがあったことを思い出す。

―どんなことですか?
選手は自分が構想外という事実を絶対に受け入れないが、監督が下した決断によりキャリアの終わりを決意することもある。そういった場面に遭遇したこともあった。このようなタイミングでは簡単にお互いを理解できないものだ。

監督は信念に沿って行動し、選手は自信によって生かされている。周囲360°を見渡して物事を判断するのが監督だが、選手は100%自分の進むべき道だけを見据えている。その部分で摩擦が起きる。もっとも、それなりに時間が経てば関係も改善されるものだ。

―インザーギとアッレグリの関係は少し特殊です。ピッポは現役を引退してミランユースの監督を務めていたので、トップチームに近い場所で仕事をしていました。
どんな監督も、結果が出なければ立場が危うくなることぐらい分かっている。解任されればユースの監督か、外から来た別の監督が後任になる。それほど特殊な状況でもない。

―ミランとユベントスは開幕2連勝です。どちらが良いスタートを切ったのでしょう?
どちらも素晴らしい。ミランは昨シーズンの不振を払拭しようと意欲に満ちている。特に攻撃陣は見事だ。ユベントスはコンテがチームを去ったが、残った選手たちは3連覇がコンテの功績だけでないことを証明したいはず。

―アッレグリは戦い方を変えず、コンテのやり方を共有しているのでしょうか?
そういうことになる。自分の哲学に固執して失敗するような監督ではいけない。将来的に自分のやり方を採り入れるにしても、まずはあらゆるシステムを研究して選手に合った戦い方をすべき。

私は3-4-3を駆使する監督として広く知られているが、これはウディネーゼとミランで採用したからだ。他のチームではまったく違う戦い方をしている。本当に違いがあるとすれば、攻撃と守備のどちらに比重を置いたサッカーを目指すのかという部分だ。

―あなた自身は攻撃的な監督ですよね。
できれば「バランス型」だと思ってほしい。

―今日の試合で決め手となるのは?
中盤の構成力ではユベントスが有利。好調な攻撃陣に支えられて結果を出しているインザーギにとって、この試合は大きな試練になる。

―インザーギは”あなたの本田”を復活させました。
ケイスケには「10番を背負ってヨーロッパでプレーするなら、点を取らないと駄目だ。アシストだけで許される日本とは違うぞ」とこの数年間で何度も伝えた。彼は最高クラスの選手だが、絶えずボールに触っていないと駄目なんだ。そうしないと輝きを失ってしまう。

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