かつてイタリア代表監督も務めた、広州恒大リッピ監督のインタビューが23日のコリエレ・デッロ・スポルトに掲載されている。開幕3試合で安定した戦いを見せるユベントスとローマを優勝候補に挙げた。
「予想通りの展開。魔法使いじゃなくても分かる。この2チームがシーズンの主役になると大部分のサッカーファンが考えていたはず。正直、他のチームにはそれほどチャンスが無いと思う。
こういった結論を出す段階でないことも承知しているが、やはりこの2クラブは明らかに突出したレベルにある。こう考えているのは、中国にいる自分だけではないだろう。
ミランは素晴らしい補強をしたと思う。インザーギの仕事ぶりも評価できる。チームが失いかけていた情熱を運んできた。それでも上位陣との差は埋められない。強力な戦力を揃えたインテルも同じこと。
ナポリの不振には少し驚いている。たしかにユーベやローマほどのレベルにはないが、それに次ぐだけの戦力はあるはず。ウディネーゼ戦は不運なところもあった。それでも開幕3試合で2敗という事実は払拭できない。CL出場を逃したことが精神的に影響している」