元イタリア代表監督ディノ・ゾフのインタビューが、4日のイタリア紙「コリエレ・デッロ・スポルト」に掲載されている。ゾフは現役時代、ナポリやユベントスのGKとして活躍。国際舞台でも長年アズーリの守備を支えた伝説的選手として知られる。
ゾフ(元イタリア代表監督)
私が現役だった1980年代も、ユベントスとローマはスクデットを争うライバルだった。もっとも、今シーズンはまだ第6節。スクデットの話をするには早すぎる。今日の試合では何も決まらない。もちろん勝ったチームは自信になるし、負けた方には多少の迷いが生まれるかもしれない。
CLマンチェスター・シティ戦で挙げたトッティのゴールは実に見事だった。本人にとっては驚きでもないのかもしれない。これまでにも数々の偉業を成し遂げているし、38歳になった今でも変わらず活躍できる。
代表監督としてトッティ、バッジョ、デル・ピエーロを見てきた。この25年間で最高クラスのイタリア人選手たちだ。デル・ピエーロはストライカーとして、バッジョは華麗なドリブルで点を取っていたが、トッティはさらに完成された選手。パーセンテージは違うかもしれないが、2人の能力に加えてフィジカル的な強さも兼ね備えている。