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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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タルディーニで見た「おとぎ話」、最下位パルマがユーベを撃破

2015年4月12日 パルマ

試合が終わってから15分が経つというのに、誰も帰り支度を始めようとしない。まるでディスコ会場のように皆が歌い、踊り、反対側のスタンドに陣取ったユベントスのファンに向かって罵声を浴びせる者もいる。

勝ち点減点、契約解除、破産宣告…。数々の災厄に見舞われて最下位に沈むパルマが、スクデットを目前にしたユベントスから白星を奪った。降格の危機にあるチェゼーナやエンポリに敗れ、今季のチームの悲惨さを象徴するように黒星を重ね続けたタルディーニでイタリア王者を倒した。

数日後にチャンピオンズリーグを控えるユベントスと、事実上降格が決まっているパルマ。勝ち点が50以上も離れている両クラブに共通するのは、この試合の結果にそれほど大きな意味はないという点だけだ。

主力の大半を温存したユベントスだが、それでもユベントスである。マウリのシュートによって先制点を奪われてから試合が終わるまで、ロスタイムを含めると約35分。ここまでのリーグ戦29試合で相手にリードを許した合計時間と変わらない。

4試合連続無失点、431分もの間ゴールに鍵をかけ続けたユベントスを打ち破ったパルマ。ルイス・キャロルが書き上げた物語「不思議の国のアリス」の主人公アリスは、きっとこんな気分だったのだろう。昨日のエンニオ・タルディーニで目にした試合は、まさに「おとぎ話」であった。

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