6月30日のリーグ登録期限までに売却先を見つけて、来季のセリエB参戦を目指すパルマ。裁判所は15日に期限切れを迎えた暫定運営の延長を決め、6月22日を交渉の最終期限と設定している。買収を検討するコッラード氏とピアッツァ氏の両陣営は、今週19日に確定する合計負債額を確認してから、正式オファーを出すか決めることになる。
交渉を有利に進めたいピアッツァ陣営は、数年前にパルマの代表取締役を務めていたルカ・バラルディ氏を交渉役に指名。かつての幹部としてクラブ事情に詳しく、関係者とも繋がりのあるバラルディ氏が抜擢された。これまで買収業務を進めてきたジェラーリら関係者とともに、昨日行われた管財人との交渉にも参加している。