ベルトラッチの帰還とナインゴランの残留決定が目前に迫っているローマは、MFケイタとも契約延長で合意している。昨季とほぼ同じ年俸約100万ユーロ+ボーナスの1年契約。クラブは3月から契約延長のオファーを提示していたものの、選手側が判断を先送りに。さらにシーズン終盤に膝を故障したことで一時保留となっていた。
怪我の影響により前半戦ほどの活躍はできなかったものの、ガルシア監督からの評価は極めて高い。100%の状態でなくても中盤の主力として重宝されており、プロ意識の高さも評価されている。豊富な経験を持つケイタはピッチ上だけでなく、ロッカールームでも手本とされ、加入1年目ながらトッティ、デ・ロッシに次いで3番手の主将を務めた。
35歳の年齢でも怪我以外の理由で練習を回避することなく、若手選手の相談役としてもチーム内で貴重な役割を担っている。近日中にも正式契約を結ぶとされ、来季も中盤の要として活躍するケイタの姿を見られそうだ。