絶対的なストライカーに加えて、現在のローマが補強の優先事項に挙げているのが左サイドバックだ。バルザレッティが契約満了でチームを去り、昨季加入したアシュリー・コールはまったく期待外れだったことで、今オフでの退団が決定的とされる。
さらにホレバスのワトフォード移籍も迫っている。両クラブは約200万ユーロの移籍金で合意しており、週明け月曜日に予定される交渉で話がまとまるだろう。1年前に約100万ユーロで獲得したことを考えれば、サバティーニSDはこの取り引きでも売却益(少額だが)を出すことに成功した。
左サイドバックの補強が急務となったローマは、バルサDFアドリアーノを獲得の最有力候補に挙げている。昨日も選手側の関係者と接触し、アドリアーノ本人からもローマ移籍の承諾を引き出しており、本格的な交渉に発展する可能性が高い。アドリアーノ以外にもインテル退団が濃厚とされるサントンなど、数名をリストアップしている。