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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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移籍決定から数日後の先発起用、ディーニュが駆け抜けた「8月」

2015年9月7日 ローマ

主力の大部分が代表チームに合流したことで、ローマで練習を続けているのは代表招集のなかった選手だけになった。ガルシア監督は週末をオフにして、週明けからフロジノーネ戦に向けた調整を再開する。加入直後のユベントス戦で先発出場し、勝利に大きく貢献したDFディーニュにとって、移籍決定からの数日間はどんな時間だったのだろうか。

—ディーニュ、ローマでのデビュー戦は最高の結果になりました。
デビュー戦がビッグマッチで、準備期間もほとんどなかった。週の初めに到着して、チームと練習したのは数日だけ。それでも試合に出て、ファンに勝利をプレゼントできたことが何より嬉しい。

—ガルシア監督から先発を言い渡されたのは?
土曜日。試合前日の夜だった。

—実は期待していた?
あれほどのビッグマッチなら誰でも出たいと思うはず。加入したばかりの選手でも、それは変わらない。

選手との対話を欠かさない

—リール時代と比べてガルシア監督に変化はありますか?
選手に対するアプローチの仕方は以前と同じ。遠回しなことをせずに話し合いを重ねる。これだけ注意を払ってくれる監督がいると分かれば、選手だって安心できる。ビッグマッチの前日に強烈なモチベーションを注入するのもリール時代と同じ。ローマのように一流選手が揃うクラブで仕事をする分、そういう点は以前よりも配慮している気がする。

—ローマが最後にスクデットを勝ち取ったのは2001年です。当時のチームにはフランス人DFカンデラがいました。
偉大な選手だった。僕のローマ加入について好意的な見方をしている記事も読んだし、本当に感謝している。多くの勝利を手にしたカンデラに負けないくらい、自分もローマで活躍したい。

—デビュー戦で早速ローマファンの心を掴んだようです。ペレイラとの「バトル」がSNS上で注目されていますよ。
そうみたいだね。ピッチの上では、あの程度のことは特に珍しくもない。直前のプレーで接触した後に侮辱されたから、もっと賢いやり方で反撃してやろうと思った。あの時点ではリードしていたし、どういう意味を持つゲームなのかも理解していたから、やり返す方法としては正しかったと思う。

フランス語を話す選手たち

—チーム内で特に仲の良い選手は?
やはりフランス語を話せる選手が多い。ナインゴラン、ピアニッチ、ケイタ、ジェルビーニョ・・・英語ができるファルケもそうかな。特にナインゴランは5カ国が話せるから、誰とでも意思の疎通ができる。

—ローマとの契約はレンタル移籍ですが、プレーに影響する可能性は?
それはあり得ない。このクラブに加入すること自体が名誉なことだから。継続して試合に出て、自分の価値を証明するために移籍を選んだ。いずれにしても将来のことは自分だけで決められる問題ではない。

—イタリアのサッカーについての印象は?
当面のライバルがユベントスなのは今も同じ。個人的にはナポリも手強い相手になると思う。戦力を分析するにはまだ早すぎるけれど、僕らはユベントスと対等に戦えるクラブだと証明できた。これからは最後まで競争力を失わずに戦えることを示さないといけない。

—PSGでチャンピオンズリーグに出場したのは2試合だけです。ローマでは主力として期待されていますが、かなり厳しいグループに入りましたね。
たしかに難しいグループではあるが、そもそも簡単な組み合わせなど存在しない。決勝トーナメントに進めるよう全力を尽くすつもり。バルセロナが強力なクラブなのは間違いない。でも、それ以外は十分に戦える相手だ。

出場機会を求めて放出を希望

—移籍交渉が長引きましたが、クラブに対して交渉を進めるようプレッシャーをかけたことも?
そこまではしなかったけれど、僕が出場機会を望んでいてローマ移籍を選んだこともクラブには伝わっていたから、放出してくれるように頼んでいた。

—ブランとの関係はどうだったのでしょう?
それは良い質問だね・・・。「プロフェッショナルな関係」とでも言っておこうか。これで十分だろう。

—ユベントス戦を終えて、ローマのファンはダービーに情熱を燃やしています。
ちょうど空港に着いたとき、レヴァークーゼン戦に向かうラツィオのファンもいたんだ。水色のマフラーを見せてきたから、持っていたローマのマフラーで「挨拶」することにした。この街でダービーがどれほど価値のある試合なのかは理解しているつもり。普通のゲームとは違う、ファンにとって特別な意味を持つ試合だ。

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