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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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【セリエA第11節】インテル1-0ローマ 2015年10月31日

2015年11月1日 ローマ

セリエA最強の守備力を誇るインテルがローマを下し、リーグ首位となった。今日予定される残り試合の結果によって単独首位かどうかが決まってくるが、来週末まで順位表の一番上にいることは確実だ。高い守備力による今季6度目の「ウノゼロ」で7勝目。勝利の立役者は、少なくとも4度の決定機で見事なセーブを見せたハンダノビッチだ。

前日会見で「カウンターには要注意」と語っていたマンチーニ監督だが、これは遠回しな警告だったのかもしれない。チーム全員で守備ブロックを作り、ボールを奪ってからヨヴェティッチ、リャイッチ、ペリシッチの素早い攻撃で点を取る。ガルシア監督にしてみれば、数日前にフィオレンティーナを倒したカウンター戦術で苦しめられる格好となった。

イカルディの先発落ち

前節ボローニャ戦で決勝ゴールを挙げたイカルディを先発から外すなど、マンチーニ監督は従来と異なるメンバーで試合に臨んでいる。ストライカーにとって、ゴールという確かな結果がどれだけ良薬になるのか、前線の選手だったマンチーニは百も承知だろう。それでもヨヴェティッチを中央に、両脇にリャイッチとペリシッチを配置する布陣を選んだ。

最終ラインには今季初出場となるダンブロージオと、先発2試合目の長友を起用。どちらも攻撃力という点では物足りないが、ジェルビーニョとサラー、ローマが誇る快速アタッカーを封じるにはスピードに対抗できる守備に強いサイドバックが必要だった。結果的にこの判断は当たった。あのサラーでさえ長友のスピードには終始手を焼いていた。

それでもフィオレンティーナ戦のように、ローマが決定的なチャンスで確実に点が取れていれば、マンチーニ監督の思い描いた試合展開にはならなかっただろう。前半から度々チャンスを作ったローマだが、マイコンのシュートをハンダノビッチが弾き、こぼれ球に反応したジェコの動きにはダンブロージオが対応してゴールに鍵をかけた。

GKの力量差が決定的な違いに

拮抗した試合の中、両チームの違いが最初に現れたのはGKの力量差だ。インテルの先制点となったメデルのゴールはシュチェスニーのミスでしかない。確かに正確な弾道ではあったが、エリアの外から大して威力のないシュートで簡単にサイドを抜かれている。シュートブロックの際に、背中を向けたリュディガーの対応も実に酷いものだった。

後半からさらに攻撃の圧力を増すローマだが、再びハンダノビッチが壁となる。短い時間に連続して訪れた決定機で、相手のシュートをことごとく弾き返す。ピアニッチが2枚目の警告で退場(妥当な判定)になってからもローマの攻撃は止まらない。最終的にローマが放ったシュートは19本。インテルがこれだけのシュートを浴びた試合は今季初である。

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