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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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空席と静寂、ウルトラが観戦を拒否した不思議なローマダービー

2015年11月11日 サッカーニュース

ゴール裏を隔てるように設置された防護柵に抗議するローマとラツィオの両ウルトラは、日曜日に開催されたローマダービーの試合観戦を拒否している。例年なら美しいコレオグラフィと大歓声で盛り上がるダービーマッチも、空席が目立つ異様な雰囲気での試合となった。ローマの街を二分するビッグマッチを観戦したファンは3万5253人だけである。

スタジアムへの入場拒否を表明していたローマのウルトラは、チームが宿泊するオリンピコ近くのホテル前に集結。800人近いファンが選手に声援を送り、選手たちもバルコニーからファンに挨拶した。最前列にいたのはデ・ロッシ、フロレンツィ、デ・サンクティス、ジェコだ。「こんな試合をダービーと呼ぶな」と書かれた横断幕も見られた。

スタジアム開門はキックオフ2時間前の13時。ラツィオのファンに割り当てられた入場口は混雑する様子も見られず、ゴール裏に通じるいくつかの入場口は使用されないままだった。付近の駐車場からやって来るファンの間に険悪な雰囲気はなく、中にはローマのマフラーやユニフォームを身に付けた者もいたが、騒動に発展することもなかった。

MotoGPが気になる…

14時。小型ラジオやスマートフォンを気にしながら、スタジアムに向かうファンの姿が目立つ。バレンシアで開催されている「MotoGP」、人気レーサーであるバレンティーノ・ロッシのレースに夢中なのだ。すでに観客席に到着したファンは電光掲示板でレースを楽しみながら、試合開始を待つことになった。

ラツィオのウルトラも試合観戦をボイコットしている。試合前にはイングランドからやって来た外国人グループと接触したが、警察当局が予測していたような騒動は起きなかった。試合中のゴール裏は文字通りの空席。観客席には友人グループやファミリー、カップルで観戦するファンの姿があったが、ウルトラたちのボイコットは見事に成功した。

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イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

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