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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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ドゥンビア売却へ、サバティーニSDが語るローマの補強戦略

2015年11月15日 ローマ

昨季のヨーロッパリーグ敗退が決まったフィオレンティーナ戦後の出来事は、ローマのサバティーニSDにとって苦い思い出である。「試合に負けた後、選手たちをゴール裏に呼んで罵声を浴びせ、唾を吐きかけた。信じられない光景であり、私がローマに来てから最悪の瞬間だった。あれでゴール裏のファンと私の間に溝が生まれた」

―サバティーニ、ストロートマンの状態はどうですか?
とても苦しい時期をくぐり抜けて、今の彼は目が輝いている。今後のローマにとって貴重な選手となるはずだ。60%の状態でもストロートマンが復帰してくれれば、戦力として大きな助けになる。

―冬の市場で補強するのでしょうか?
特に予定はないが、その時のチーム状態にも左右される。たとえばサラーのように怪我人が出てしまえば別の選手が必要になる。予期せぬアクシデントで選手を欠くようなことがなければ、新しい選手は必要ない。私たちはファルケを高く評価している。それはイトゥルベも同様だ。高い移籍金を支払ったが、そんなことは考えなくていいと伝えてある。

ベナティア復帰という噂もあるが、獲得は検討していない。カスタンとリュディガーを信頼しているし、ギョンベルもいる。今のベナティアはバイエルン・ミュンヘンの選手であり、今後もドイツでプレーを続けるだろう。自慢でも思い上がりでもなく、私の選手を見る目はそれほど酷いものではないはず。

選手を選んでいるのは私

―ジェルビーニョは完全に復活しましたね。
本人の希望もあって退団が決まりかけていた。反対したのはガルシア監督だ。「不本意な1年を過ごしたことで、来季はプライドを懸けて活躍してくれる」と訴えてきた。監督の言葉に耳を傾けた私たちは、進めていた交渉を打ち切って残留させたんだ。今の彼は2年前の姿に戻るどころか、ゴール前で以前よりも冷静にプレーできるようになった。

―かつて「ガルシアが選んだ選手はジェルビーニョひとり」と話していました。現在は?
選手を選んでいるのは基本的に私だ。原則として獲得する前にガルシア監督の意見も聞いている。獲得した後、実際に指導するのはガルシアだから。

―ヴァンクールを選んだのも?
もちろん私だ。リストアップしてから監督の意見を聞いている。せっかくだから覚えておいてほしい。獲得する選手を選んでいるのは私だ。ヴァンクールは戦力としてチームに貢献してくれるはず。絶対的な選手ではないかもしれないが、貴重な存在に変わりはない。

―「今季、戦力がもっとも充実しているのはローマだ」と多くの識者が主張しています。
それはどうだろうか。優秀な選手を揃えたクラブは他にもある。私たちとの試合もそうだったけれど、インテルは1-0の勝利ばかりで批判を浴びているが、選手個々の能力は非常に高い。チーム内にはジェコに次ぐ能力を備えたセンターフォワードがいる。

フィオレンティーナには強固なグループがあり、美しいサッカーをしている。さらにナポリ。彼らは世界最高のセンターフォワードを抱えているんだ。もはやイグアインは他人が評価する対象ですらない。

イトゥルベが退団するなら…

―イトゥルベは冬の市場で退団するのでしょうか?
本人の決断次第だ。出場機会の少なさに耐えられないなら、そういう可能性もある。彼が退団するのであれば、代役となる選手を獲得しないといけない。

―シュチェスニーに関しては?
シーズン終了後に退団する可能性を考えて、別のGKを獲得する方向で話はつけてある。できれば残って欲しいが、私はベンゲル監督をよく知っている。現実的に考えると保有権の買い取りは難しいだろう。

―ドゥンビアはこのままCSKAに完全移籍するのでしょうか?
それはないだろう。CSKA側が高額な移籍金の支払いに応じるとは思えない。それでも現在の活躍を考えれば獲得を希望するクラブは見つかるはず。すでに中国のクラブと仮契約を済ませており、私たちもその約束を守るつもりだ。本音を言えば、もう少し条件の良いクラブを探したいのだが。

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イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

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