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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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複雑さを増すセットプレー、コーナーキックは学問に

2016年3月10日 サッカーニュース

今季のセリエAでもっともCKから失点しているのはサンプドリアである。7失点という守備の弱さに加えて、奪ったゴールはわずかに2つ。逆にボローニャは全クラブの中で唯一の無失点である。総失点で並ぶフィオレンティーナがCKから5失点を喫していることを考えれば、集中力や注意力、適応力によって技術レベルの違いは克服できるということだ。

セットプレーが試合結果に大きな影響を与えるようになったのは、今に始まったことではない。CKの重要性は以前から指摘されていたことで、より複雑化した現代のサッカーでもそれは変わらない。数週間前のベローナ対インテルでは3点がCKから生まれた。先週末の試合でもユベントスとナポリ、セリエAの上位2クラブはCKから決勝点を奪っている。

セットプレーの局面で大型センターバックが強さを発揮するのは特に不思議な話ではない。その一方でプランデッリ監督は、「CKの守備でもっとも活躍するのはストライカーだ」と語る。かつてのイタリア代表監督が名前を挙げて守備力を称賛したのは、単純な高さを武器にするセンターバック陣ではなく、意外にもムトゥとジラルディーノだった。

現在のセリエAの監督たちは、そのほとんどがCKの守備をゾーンで行っている。ゴール前に固い壁を築く守備陣に穴を空けるため、指揮官たちはセットプレー戦術の研究に余念がない。スローインまでも研究対象とするナポリのサッリ監督は、アマチュア時代に豊富なセットプレーのシステムを用意していたことで「ミスター33」と呼ばれるようになった。

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