• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

tifosissimo
  • サッカーニュース
  • セリエA-1
    • インテル
    • ローマ
    • SPAL
    • アタランタ
  • セリエA-2
    • ウディネーゼ
    • サッスオーロ
    • サンプドリア
    • ジェノア
  • セリエA-3
    • トリノ
    • ナポリ
    • パルマ
  • セリエA-4
    • フィオレンティーナ
    • ボローニャ
    • ユベントス
    • ラツィオ
  • サッカー観戦術
  • 社会

ジェコを救った起用法とローマが抱える4-2-3-1の問題点

2016年3月16日 ローマ

現在のローマは異なる2つの戦い方を確立している。ひとつは技術とスピードを兼ね備えたサラー、エル・シャーラウィ、ペロッティという3人のアタッカーを前線に置いて、相手に基準点を与えない攻撃スタイルだ。ライン際に大きく開いた両翼が猛スピードでゴールエリアに侵入し、トップ下で起用されたペロッティが前線に飛び出すものである。

もうひとつは1トップにジェコを配置して、アタッカー3人を背後に並べる布陣だ。レアル・マドリー戦では機能しなかったが、先日のウディネーゼ戦では見事な連携を見せた。もちろん相手のレベルが違うことも考慮すべきである。それよりもウディネーゼ戦でジェコに復活の機会を与えたスパレッティ監督の判断が素晴らしいものだったと評価したい。

レアル・マドリー戦で決定機を外していたジェコを先発から外し、従来の基準点を置かない戦い方を選んでいたら、ウディネーゼに勝ったとしてもジェコのメンタルが潰れてしまった可能性がある。スパレッティ監督本人も、そのリスクを避けるための起用だったと認めている。ペロッティに関しては、基準点を置かない方が楽にプレーできるようだが…。

だがこの4-2-3-1には大きな課題がある。ジェコ、ペロッティ、エル・シャーラウィ、サラーという攻撃的な4選手を同時に起用すると中盤の負担が大きくなるのだ。ウディネーゼ戦ではピアニッチを先発から外して、守備に強いナインゴランとケイタを中盤の底に置いたが、ピアニッチを起用したレアル・マドリー戦はバランスの維持に苦労していた。

スポンサードリンク

最新記事

  • 試合終盤の逆転弾、4ゴールでインテルがシーズン初戦に勝利
  • インモービレとベロッティ、トーニが語るアズーリのライバル関係
  • 現場復帰を果たしたサッリの右腕、カルツォーナの新たな冒険
  • メッシ移籍騒動に揺れる国内、センシーニが語るアルゼンチン
  • イタリアからドイツへ、常勝バイエルンを支える理学療法士(後編)

人気記事

  • アニメから漫画まで、日本のポップカルチャーが持つ影響力とは
  • 【第6回】怒りのモウリーニョ
  • スパレッティ監督の戦術理論「カルチョはこうして変化する」(1)
  • 育成現場を蝕む「戦術病」、ウリビエリが指摘する指導方針の欠陥
  • マルコ・バローニに学ぶ2つのサッカー「デュエルとボール支配」

Primary Sidebar

このサイトについて

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

当ブログの本文を自動で引用して、コンテンツ化する行為はお断りしています。

Social

  • RSS

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © 2021 長靴をはいた栗鼠