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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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新天地はイングランド、マッツァーリが語る「ワトフォードの冒険」 3/3

2016年11月24日 サッカーニュース

―リバプールの話をするのは心苦しいと思いますが…。(11月6日の試合で6失点)
監督としてのワースト記録を更新してしまった。ああいった負け方をしたのはキャリアを振り返っても初めてのことだ。

―これまでのワーストは?
サンプ時代、ミランに1-5で負けたことがある。

―悪いことだけでなく、良い結果も残せています。
ここ30年間でワトフォードはマンチェスター・ユナイテッドに勝てていなかったようだが、先日の試合で3ゴールを奪って勝つことができた。

―今のリバプールは好調ですね。
プレミアリーグで一番状態が良いクラブだと言ってもいい。選手の質が高く、コンディションも整っている。あれほど走るチームは他にないだろう。それに選手層も厚い。4点を奪っているのに、後半途中からスタリッジが出てくるくらいだ。

昇格2年目が難しい

一番美しいサッカーをしているクラブは?
今の段階で答えるのは難しい。これまでに対戦したクラブという条件付きなら、ボーンマスを挙げたい。かなりの衝撃を受けた。

―ワトフォードが掲げる目標は?
クラブ上層部とも残留という目標で一致している。私たちは昨季プレミアリーグに昇格したばかり。昇格1年目のチームが健闘するのは珍しくない。クラブ内部が情熱に満ちているから。難しいのは2年目だ。それでも今のところ選手たちはよく戦えている。

―チームが抱える欠点は?
素晴らしい試合をした後にテンションを維持できなくなる部分だろう。前の試合に比べてパフォーマンスが急激に低下してしまう。もっとも、成長過程ではよく見られる現象だ。

―ナポリでの1年目もそうでしたよね?
そうだ。みんな覚えていないだろうが、当時のナポリは若手が多かった。監督を引き受けた時点でハムシクは22歳、ラベッシは24歳、パレルモから獲得したカバーニは23歳だった。いずれも将来性豊かな選手たちで、彼らがトッププレイヤーへの階段を駆け上がる手助けをすることができた。

英語は問題ない

―チームにはかつてセリエAで活躍した選手が4人います。ペレイラを除いたスニガ、ブリトス、ベーラミはナポリ時代の教え子たちです。
結果的にそうなっただけで、計画していた編成ではなかった。怪我が続き、苦しい数シーズンを過ごしたスニガはよくやっている。チーム全体のバランスを取っているのは、中盤の底にいるベーラミだ。ペレイラは以前から注目していた選手だった。技術レベルも高いが戦術理解も優れており、彼のおかげでスムーズなシステム変更が可能となる。

―英語の方はどうですか?
何とかやれているよ。先生によれば私の英語に大きな問題は無いらしい。でも完璧主義者だから、今でも間違えるのが怖い。長い記者会見に臨む際は通訳がいてくれると助かる。できるだけ正確に自分の意図を伝えたいから。選手には英語で話している。

―あなたの冒険は?
ワトフォードを好成績に導くこと。

―第2のレスターを夢見ていると?
夢見がちな性格ではないが、自分で限界を作るのも好きではない。ただ、イングランド・サッカー界の力関係を逆転させるのは相当に難しい。時間も必要になるだろう。私の使命はワトフォードを強いチームに仕立て上げることだ。

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