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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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技術スタッフが語る守備戦術、ラツィオのクロス対処法とは

2017年1月1日 サッカー観戦術

ラツィオの助監督であるマッシミリアーノ・ファリスは、インザーギが下部組織の監督だったころからアシスタントを務めている。インザーギ監督のトップチーム昇格後もその関係は変わらず、今でも指揮官から厚く信頼されている。ラツィオの守備部門を担当するファリス助監督に聞く。

―ファリス、あなたの主な仕事内容は?
守備全体の組織作りと最終ラインの調整です。シーズン序盤は守備練習に多くの時間を費やしました。相手にラインの裏を取られるのは避けたいですし、状況によってはレジスタを最終ラインに組み込むこともあります。

ラツィオの最終ラインにはイタリア人がいません。コミュニケーションの重要性は誰もが知るところでしょう。そこで言葉の問題を抱えていてもラインの調整だけはできるよう色々と工夫しています。

―クロスの対応は?
特徴的なのはCBの位置取りでしょう。3人のアタッカー(クロスを上げる選手+エリア内で構える2人)に対して、こちらが4バックで守る場合、サイドに出ていくのは当然SBの仕事になります。ボールに近い方のCBは人を捕まえるのではなく、その手前でグラウンダーのクロスに警戒し、残りの2人がそれぞれ相手を見るようにしています。

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―ボールの位置を守備の基準点にしているのでしょうか?
ボールと相手ですが、それだけに固執しているわけではありません。積極的にプレスをかけるエリア、リスク覚悟でインターセプトを狙うエリア、カバーリングを念頭に置くエリアを作り、これを開幕前の準備段階で定着させたのです。

今では多くのクラブが、ウイングを利き足とは逆のサイドに置いています。4バックのサイドを突破されないためには、どこで相手を離して、どこで捕まえるのかを見極めないといけない。ナポリ戦で3バックを採用したのは、相手のカットインに対応するという理由もあったのです。ウイングがサイドに開いたときは4バックで守りました。

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イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

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