• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

tifosissimo
  • サッカーニュース
  • セリエA-1
    • インテル
    • ローマ
    • SPAL
    • アタランタ
  • セリエA-2
    • ウディネーゼ
    • サッスオーロ
    • サンプドリア
    • ジェノア
  • セリエA-3
    • トリノ
    • ナポリ
    • パルマ
  • セリエA-4
    • フィオレンティーナ
    • ボローニャ
    • ユベントス
    • ラツィオ
  • サッカー観戦術
  • 社会

今季最多のシュート25本も実らず…ローマのEL敗退が決定

2017年3月17日 ローマ

またしてもイタリアのクラブが欧州大会から姿を消すことになった。90分を通してリヨンを圧倒し、オリンピコで勝利を手にしたローマだが、1stレグの4失点惨敗を挽回するには至らず、ベスト8を前にEL敗退が決まった。オリンピコで相手を制圧し続けたリズムや闘争心の半分でも1stレグで発揮できていれば、同じ結末にはならなかっただろう。

試合開始と同時に怒り狂ったように攻撃を続ける選手たちの姿を見れば、ローマがどれだけELを重視していたのかが分かるだろう。前半45分間のシュート数は11対2で、クロスバー直撃のシュートもあった。欧州大会のタイトルを目指していたのはチームだけではない。奇跡の大逆転を信じてオリンピコに詰めかけた4万を超えるファンも同様である。

1stレグを再現するかのようにセットプレーから先制点を奪われたローマだが、戦意を失うことなく失点から数十秒後にストロートマンが同点ゴールを決めた。ローマにとって誤算だったのはサラーとジェコが沈黙を続けたことだ。チーム全体で今季最多となる25本のシュートを放ったものの、2人のアタッカーは決定的な仕事ができずに終わった。

相手ゴール前で精彩を欠く攻撃陣の不調に加えて、ブルーノ・ペレスの出来も試合結果に響いた。繋ぎのパスやクロスに正確性が足りず、右サイドからの攻撃が機能しなかった。スパレッティ監督は後半15分に交代を決意するが、投入直後のエル・シャーラウィがオウンゴールを誘発する活躍を見せたことを考えれば、選手交代が遅すぎたとも言える。

スパレッティ監督はエル・シャーラウィに続いて、ペロッティとトッティを投入して、ピッチをアタッカー陣で埋め尽くす。バランスを度外視した総攻撃に出るが、逆にリヨンの危険なカウンターを浴びる。GKアリソンの活躍で失点こそ免れたものの、同様に好セーブを連発するリヨンGKロペスに阻まれ、勝ち抜けに必要な1点は最後まで奪えなかった。

スポンサードリンク

最新記事

  • 試合終盤の逆転弾、4ゴールでインテルがシーズン初戦に勝利
  • インモービレとベロッティ、トーニが語るアズーリのライバル関係
  • 現場復帰を果たしたサッリの右腕、カルツォーナの新たな冒険
  • メッシ移籍騒動に揺れる国内、センシーニが語るアルゼンチン
  • イタリアからドイツへ、常勝バイエルンを支える理学療法士(後編)

人気記事

  • アニメから漫画まで、日本のポップカルチャーが持つ影響力とは
  • 【第6回】怒りのモウリーニョ
  • スパレッティ監督の戦術理論「カルチョはこうして変化する」(1)
  • 育成現場を蝕む「戦術病」、ウリビエリが指摘する指導方針の欠陥
  • マルコ・バローニに学ぶ2つのサッカー「デュエルとボール支配」

Primary Sidebar

このサイトについて

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

当ブログの本文を自動で引用して、コンテンツ化する行為はお断りしています。

Social

  • RSS

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © 2021 長靴をはいた栗鼠