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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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アントネッロ新CEOが語る「インテルの今と未来」

2017年8月1日 インテル

蘇寧グループがインテルの株式を取得して臨んだ最初のシーズンは、悲惨な結末を迎えた。リーグ開幕前から始まったクラブ内部の混乱は相次ぐ監督交代という結果に現れ、指揮官選びの際に二転三転する意思決定の稚拙さも露呈することになった。新たにCEOに就任したアレッサンドロ・アントネッロに、インテルの現在と未来について聞く。

―アントネッロ、インテルに夢中だった幼少期のことを教えてください。
兄が近所の知り合いとインテルの試合を見にスタジアムまで足を運んでいました。まだ小さかった私は家で土産話を聞くのが何よりの楽しみでした。初めて観戦した試合はインテル対ボルシアMG。2階席で凍えながら試合を見たのを覚えています。

―2018-2019シーズンのCLに出場できれば、インテルは何を得られるでしょう?
私たちが掲げるプロジェクトの第一歩です。インテルほどのクラブがCL出場を逃し続けるようではいけない。財政面やクラブのブランドだけでなく、イメージも損なってしまう。CL出場は欧州サッカー界におけるエリートの仲間入りという認識に繋がるのです。

―ここ数年に比べれば、現在のインテルはイタリア的な経営方針を採っています。
蘇寧グループはインテルの経営が伝統的にイタリア的なものであると知っており、それを尊重してくれています。私もCEOという役職を与えられたことに誇りを感じており、自分の周囲でプロフェッショナルな人材がクラブのために働いてくれる環境を喜んでいます。

―蘇寧グループのオーナーを務めるチャン会長の息子、スティーブン・チャンは頻繁にミラノを訪れています。彼の存在はクラブ幹部たちの仕事に影響するでしょうか?
まだ25歳と若い人物ですが、彼のことは高く評価しています。まったく違う環境からやって来て、インテルのようなビッグクラブを経営するために努力している。多くを学んでいる彼を私たちも全力でサポートしています。

―2020年のインテルはどんな姿になっているでしょう?
セリエAとCLでタイトルを狙えるクラブになっていないといけない。現在のインテルにはクラブを支えてくれる株主と段階的な成長を目指すプロジェクトがあります。

―プランを遂行するには戦力補強も欠かせません。メルカートの部分ではミランに遅れを取っていますよね。
両クラブのプロジェクトは異なるものです。私たちは組織としての上積みを考えていますが、おそらくミランは新たに土台を作り直す必要があったのでしょう。私たちは監督や技術部門のスタッフと話し合いながら必要な選手を獲得するつもりです。

―上位4チームに入るのが目標ですか?
成長は一歩ずつ。まずはCL出場権を獲得するのが目標となります。

―サンシーロの改築については?
クラブの財政面を考える上でスタジアムは重要な要素であり、それはユベントスが証明しています。現在はミランや行政側と話し合っている段階です。私たちには明確なアイデアがあり、サンシーロの改築に関するプロジェクトも立ち上げています。ミランと共有すべきという結論に達すればそうなるでしょうが、いずれにせよ欧州でもトップクラスのスタジアムがミラノに必要なのは明らかです。

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