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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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動き出したディ・フランチェスコ体制、新生ローマの現在地

2017年8月4日 ローマ

国内合宿とアメリカ遠征を終え、ローマは予定されていたシーズン開幕前の日程を順調に消化している。2週間後に控えるアタランタとの開幕節に向け、今後はスペイン遠征をこなしながらトリゴリアで最終調整を行うことになる。フィジカルトレーニングを重視していた合宿序盤とは違い、戦術練習に多くの時間を費やすだろう。

GK&DF

ディ・フランチェスコ新監督はGKアリソンを高く評価している。退団したシュチェスニーの後継者として、今季からローマの守護神を務めるのは間違いなく彼だ。その一方でCBの人選については不確定な要素が多い。「マノラスの相棒を誰にするのか」と言った方が正しい。

新加入モレノは未だに輝きを発揮できず、昨季3バックで活躍したファシオは指揮官が目指す高い位置取りの4バックに苦戦している。ここまでCB起用されているフアン・ジェズスもディ・フランチェスコ監督が要求するスピードに達していない。指揮官が左利きのCBを新たに希望しているのには、こういった背景がある。

MF

中盤は現在のローマがもっとも豊富な人材を抱えている箇所だ。とはいえ改善すべき点がないわけでもない。デ・ロッシは昨季の状態に戻っておらず、指揮官が要求する縦への展開も不十分。この部分で言えばゴラロンは素早くチームに馴染んでおり、プレースピードの向上が今後の課題となる。

スパレッティ監督にトップ下で起用されていたナインゴランは、再びインサイドMFに戻った。これから「再適合」の仕事を進めることになるが、時間が解決してくれるはずだ。多額の移籍金に見合う活躍ができず、スパレッティ監督の構想から外れていたジェルソンを復活させようと、ディ・フランチェスコ監督は努力している。プレシーズンマッチ数試合で好プレーが見られたのは、その成果だろう。

FW

改善が必要なのは前線だ。チャンス自体は多いもののゴールが少ない。移籍加入以来、右ウイングで起用されているデフレルだが、真価を発揮するポジションはCFだろう。ウイングの選手にはゴール方向に向かって仕掛けられる能力が要求される。気がかりなのはエル・シャーラウィの状態だ。バカンスから戻ってきたが腰痛で試合出場を回避しており、再検査を受ける可能性が高い。

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