• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

tifosissimo
  • サッカーニュース
  • セリエA-1
    • インテル
    • ローマ
    • SPAL
    • アタランタ
  • セリエA-2
    • ウディネーゼ
    • サッスオーロ
    • サンプドリア
    • ジェノア
  • セリエA-3
    • トリノ
    • ナポリ
    • パルマ
  • セリエA-4
    • フィオレンティーナ
    • ボローニャ
    • ユベントス
    • ラツィオ
  • サッカー観戦術
  • 社会

的確な状況判断で前線を操る新たなリーダー、パラシオの存在価値

2017年9月18日 ボローニャ

筋肉の故障によってコンディションを落としているデストロの代役として、ボローニャのドナドーニ監督は土曜日のフィオレンティーナ戦で、新加入FWパラシオを3トップの中央で先発起用している。パラシオは1ゴールを挙げ、ポスト直撃のシュートも放った。試合には敗れたものの、ドナドーニ監督の判断は正しかったということだ。

質の高い動きと多くのプレーに絡む運動量、チームへの高い献身性がパラシオの持ち味だ。状況判断に優れ、誰よりも早く必要な動きを実行できるレジスタのような頭脳を持つアタッカーである。35歳という年齢ながら、質・量ともに申し分のない働きを見せるパラシオは、まさにボローニャが求めていたピースだといえる。

これまでのボローニャにはデストロに代わるCFがいなかった。昨季の冬市場で獲得したペトコビッチは成長過程にある選手で、チームの主力を務められるレベルには達していない。絶対的なエースでありながら好不調の波が激しかったデストロは、パラシオの加入によって状態を整える時間と定位置争いのモチベーションを得た。

ドナドーニ監督にしてみれば、パラシオがいることで前線の選択肢が増えた。CFを専門にするデストロとは違い、パラシオはトップ下でプレーすることもできる選手で、ナポリ戦では実際に2人を同時に先発起用している。35歳という年齢によって長期の活躍は期待できないが、少なくとも今季のボローニャにとっては貴重な選手だ。

スポンサードリンク

最新記事

  • 試合終盤の逆転弾、4ゴールでインテルがシーズン初戦に勝利
  • インモービレとベロッティ、トーニが語るアズーリのライバル関係
  • 現場復帰を果たしたサッリの右腕、カルツォーナの新たな冒険
  • メッシ移籍騒動に揺れる国内、センシーニが語るアルゼンチン
  • イタリアからドイツへ、常勝バイエルンを支える理学療法士(後編)

人気記事

  • アニメから漫画まで、日本のポップカルチャーが持つ影響力とは
  • 【第6回】怒りのモウリーニョ
  • スパレッティ監督の戦術理論「カルチョはこうして変化する」(1)
  • 育成現場を蝕む「戦術病」、ウリビエリが指摘する指導方針の欠陥
  • マルコ・バローニに学ぶ2つのサッカー「デュエルとボール支配」

Primary Sidebar

このサイトについて

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

当ブログの本文を自動で引用して、コンテンツ化する行為はお断りしています。

Social

  • RSS

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © 2021 長靴をはいた栗鼠