――ナインゴラン、サンシーロでのデビュー戦はどうなるでしょう?
良い試合になればと思う。実力を発揮してチームに貢献したい。目標はグループで達成するものであり、個人で掴むものではない。
――インテルでの初ゴールについては?
できるだけ早く点を取りたいが、自分はゴールを執拗に目指すタイプではない。重要なのはチームの結果だ。
――インテル加入が決まった感想は?
すべてのクラブ関係者に感謝したい。特に獲得を強く望んでくれたチャン会長。インテルに来れて満足しているし、新しい冒険を楽しみにしている。
――あなたの加入でインテルはスクデットを狙えるでしょうか?
自分はタイトルを勝ち取った経験がないから、できるだけ早くタイトルが欲しい。キャリアの中でも今回の移籍はひとつの大きなステップ。自分の才能を活かしてくれる監督と再会することができた。素晴らしい結果とタイトルを手にできればと思う。
――ローマでは信頼を失った、と数日前に語っていました。何があったのでしょう?
ローマに関する話をするつもりはない。今考えるべきなのはこれからのことだ。退団の経緯についてならば、もう少し違う別れ方もあったと思う。ここで言えるのはインテルに来れて満足しているということ。クラブ幹部や選手など、多くの人たちが電話で誘ってくれた。
――インテルを移籍先に選んだのはスパレッティ監督がいたから?
再会できて嬉しいのは本当だが、それがすべての理由ではない。
――背番号14を選んだ理由は?
本当に好きなのは4番だが、インテルでは永久欠番になっている。14番はサッカー界で意味のある数字だ。4という数字を入れたかったから14を選ぶことにした。
――ジェコのようにイカルディはあなたのゴールをお膳立てしてくれるでしょうか?
2人とも優秀なストライカーだ。しかしタイプが違う。イカルディは点を取るためにプレーするが、ジェコはフィジカルを活かしてチームのために働く。ジェコとは素晴らしい関係を築けた。イカルディともそうなれればと思う。
――インテルがCL出場権を手にしたことも移籍を決意する要因になった?
理由のひとつではある。もっとも、CLに出られなくても同じ決断をしたと思う。選手にとって重要なのは、自分が必要とされていると感じられるかどうかだ。インテルならそういった評価をしてもらえると以前から感じていた。
――短期間でユベントスとの差を縮められるでしょうか?
ユベントスは何年も前からスクデットを手にしている。毎シーズンのように選手を売却しながらも戦力を維持している。質の高い選手が揃っているチームだ。それでも、いつかは難しい時期が来ると思うし、その隙を突けるよう準備しないといけない。これから数人の補強があると思うが、それ以降は自分たち選手が努力する番だ。