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助監督が語るドナドーニの指導方針「水を一滴ずつ溜める」(2013年)

2018年7月5日 サッカー観戦術

ルカ・ゴッティ。カリアリ時代からロベルト・ドナドーニのアシスタントを務め、パルマでも助監督として指揮官を支えている。彼らの指導理論は「水を一滴ずつ溜めていく」というものだ。一気に水を入れようとしてもボトルからこぼれてしまう。辛抱強く、少しずつ知識のボトルを満タンにしていくのだ。

ルカ・ゴッティ(パルマ助監督)
私たちの指導方針として、ひとつの目的に特化した練習メニューは組まないというのがあります。ですがメニューは多岐にわたりますよ。選手たちの参加意識をできるだけ高めるのが目的で、同じ練習を消化して飽きられないよう常に改良を加えています。

そうすることで、とても効果的な練習になるのです。選手たちも気づかないうちに鍛えられている。言ってみれば、毎日一滴ずつ水を垂らしてボトルを満タンにしようという考え方です。

練習メニューですが、2つ目のボールをピッチに入れることがあります。そうすればボールから一番遠い場所にいる選手も絶えずプレーに参加することになります。左サイドでプレーが展開されているからといって、右サイドにボールを入れればいいというわけではない。どの位置にボールを出せば複数の選手が動き出すのか考えないといけないのです。

例えば10対10で守備の練習をしているとします。ここで守備側のFW陣にボールを与えたりするのです。攻撃陣はマークを外す動きが必要になりますし、DFたちは味方が攻撃している時間帯でも自分のマーカーに気を配る必要がある。こういう練習を繰り返すことで、攻守の切り替えを強く意識させることができるのです。

縮小したピッチで10対10の練習する時にもルールを設けることがあります。攻撃側のチームは相手陣地に入ったら陣形を小さくしてゴールを狙うようにさせる。こうすればボールから離れている選手もプレーに参加する機会が多くなりますよね。

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イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

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