• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

tifosissimo
  • サッカーニュース
  • セリエA-1
    • インテル
    • ローマ
    • SPAL
    • アタランタ
  • セリエA-2
    • ウディネーゼ
    • サッスオーロ
    • サンプドリア
    • ジェノア
  • セリエA-3
    • トリノ
    • ナポリ
    • パルマ
  • セリエA-4
    • フィオレンティーナ
    • ボローニャ
    • ユベントス
    • ラツィオ
  • サッカー観戦術
  • 社会

不毛なポゼッション、アイデアなきインテルがサンシーロに沈む

2018年9月17日 インテル

現在のインテルでスクデットに値するのは、スタジアムに詰めかけたファンの数だけだろう。監督を含めたチーム全体を評価するなら、とても優勝争いに加われるような状況ではない。開幕4試合で獲得した勝ち点はわずかに4である。

土曜日のパルマ戦は、中国人グループが経営するクラブ同士の対戦となった。U-21イタリア代表ディマルコがエリア外から放ったシュートが決勝点となり、インテルはサンシーロでまさかの敗戦。スクデット争いのライバルである首位ユベントスの背中は早くも霞んでしまった。

数日後に控えるトッテナム戦を考えても痛恨の結果である。昨季を含めて直近のホーム4試合で1分け3敗とサンシーロで勝てていない。PKと思わしきハンドを見逃された不運はあるにせよ、インテルは未だにチームとして成り立っていない。

夏市場で7人を加えてチームのクオリティを向上させるはずだったが、逆にバランスを崩して昨季終盤に見られたアイデンティティまで失っている。メンタルの脆弱さは改善されず、パルマに先制を許してからも反発力の欠片すら感じられなかった。戦術上の修正は確かに必要なのだろうが、選手たちの意識も改善すべき部分なのではないか。

中盤でパスを回すサッリに近いチームを作ろうとしているスパレッティだが、高いボール支配率(前半75%、90分73%)は望ましい試合結果には繋がらなかった。昨季のナポリに比べてトライアングルの構築やスピードアップが足りず、フィジカル・コンディションも不十分。何より中盤でのパス回しのクオリティが低すぎる。

総シュート、枠内シュート、クロスの数では圧倒したものの、勝ち点3を手にしたのはパルマだった。パルマの守備はコンパクトで統率が取れており、中央にもサイドにも大きな穴は生まれなかった。今季2度目の無得点に終わったインテル。得点力不足も大きな不安を感じる要因である。

スポンサードリンク

最新記事

  • 試合終盤の逆転弾、4ゴールでインテルがシーズン初戦に勝利
  • インモービレとベロッティ、トーニが語るアズーリのライバル関係
  • 現場復帰を果たしたサッリの右腕、カルツォーナの新たな冒険
  • メッシ移籍騒動に揺れる国内、センシーニが語るアルゼンチン
  • イタリアからドイツへ、常勝バイエルンを支える理学療法士(後編)

人気記事

  • アニメから漫画まで、日本のポップカルチャーが持つ影響力とは
  • 【第6回】怒りのモウリーニョ
  • スパレッティ監督の戦術理論「カルチョはこうして変化する」(1)
  • 育成現場を蝕む「戦術病」、ウリビエリが指摘する指導方針の欠陥
  • マルコ・バローニに学ぶ2つのサッカー「デュエルとボール支配」

Primary Sidebar

このサイトについて

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

当ブログの本文を自動で引用して、コンテンツ化する行為はお断りしています。

Social

  • RSS

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © 2021 長靴をはいた栗鼠