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長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

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プラスに働いた緊急合宿、ローマを立て直したディ・フランチェスコ

2018年9月30日 ローマ

フロジノーネに続いてラツィオを倒し、ローマは4日間で6ポイントを獲得した。単なるリーグ2連勝という結果以上に、ラツィオを下してローマダービーを制した意味は大きい。ゴールの後に歓喜の抱擁を交わしている選手たちの姿を見れば、チームが壊れていないことがわかる。ローマは蘇ったのだ。

開幕序盤から苦しい時期を過ごしていたチームに変化が訪れたのは、週明けに行われた緊急合宿のおかげだろう。ボローニャ戦を終えたチームはファンの抗議を回避するために、電車移動をキャンセルしてバスでローマに戻ることになった。その車中でクラブ上層部とディ・フランチェスコ監督が緊急合宿を決めたのである。

「これからは誰の顔色も伺うつもりはない。選手である前に、グループで戦える人物を選んでいく」。ボローニャ戦後の記者会見で、ディ・フランチェスコは強いトーンで選手たちにメッセージを送った。その姿勢は合宿中も変わらなかった。選手たちとの話し合いは人と人との対話から始まり、戦術的な話をしたのはその後だった。

そうしてディ・フランチェスコは、一体感を失いかけていたロッカールームに秩序を生み出した。フロジノーネ戦ではジェコとフロレンツィを先発から外した。2人はボローニャ戦で意見交換をくり返していたが、その実情は口論に近いものだった。主力であっても振る舞いを間違えた者には厳しく対処する、という明確なメッセージである。

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