• Skip to primary navigation
  • Skip to main content
  • Skip to primary sidebar

長靴をはいた栗鼠

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」などに掲載された記事を翻訳します。日本での知名度がイマイチなクラブを頑張って盛り上げる係。

tifosissimo
  • サッカーニュース
  • セリエA-1
    • インテル
    • ローマ
    • SPAL
    • アタランタ
  • セリエA-2
    • ウディネーゼ
    • サッスオーロ
    • サンプドリア
    • ジェノア
  • セリエA-3
    • トリノ
    • ナポリ
    • パルマ
  • セリエA-4
    • フィオレンティーナ
    • ボローニャ
    • ユベントス
    • ラツィオ
  • サッカー観戦術
  • 社会

インモービレとベロッティ、トーニが語るアズーリのライバル関係

2020年9月4日 サッカーニュース

――ルカ・トーニ、マンチーニ監督はインモービレとベロッティを競争させる方針です。
これは監督の考え方次第でしょう。どちらかを選ぶのか、別の選択をするのか。2人に出場機会を与えるという可能性もある。本音を言うなら……

――なんでしょう?
個人的な意見ですが、センターフォワードには監督の信頼が必要です。常に何かを証明しなくてはいけないようなプレッシャーは逆効果。これはポジションに関わらず全員に言えることですが、特にゴールを期待される選手には継続性が重要なのです。

――序列の決まっていない状況は、ベロッティよりインモービレの負担が大きいように思います。
インモービレは優秀なストライカーです。特にここ数年は信じられないほどのパフォーマンスでゴールを量産しています。ただ、幸運なのはラツィオ全体が彼を活かすことを前提に組織されていることです。中盤の選手たちは、自分ではなくインモービレに点を取らせるプレーをしています。

――彼に欠けている要素は?
国際レベルでの活躍でしょう。国外のクラブに所属していた時は、ラツィオで見せているほどのプレーができていなかった。

――ラツィオのチャンピオンズリーグ参戦は、代表監督へのアピールにも繋がるでしょうか?
間違いないでしょうね。チャンピオンズリーグの舞台で世界トップのセンターフォワードたちと競争できるのです。絶対的な経験値も手にできる。これからの成長を考えると、チャンピオンズと代表チームでのプレーは貴重でしょう。

――その点で言うとベロッティは厳しいですね。
確かにトリノは優勝争いに加わるようなクラブではありません。昨季もチームの不調に引きずられてしまった部分があるように思います。それでも成長の余地はありますし、彼自身が成長を諦めてしまったとも思いません。

――あなたが監督だったら、どちらを選びますか?
まず私がセンターフォワードに要求するのは決定力です。ここで言う決定力とは1シーズンで20ゴール以上狙える技量です。ベロッティの能力も評価していますが、この条件をクリアしているのはインモービレです。

――あなたが提案したように、マンチーニも同時起用を考えているかもしれません。
選択肢としてはあるでしょう。インモービレはスペースを活かせるし、ベロッティはフィジカルの強さを武器にしています。どちらもムービングタイプのセンターフォワードです。現役時代の私とは違います。

――2人の同時起用はベントゥーラ前監督が何度も試しています。
そうです。どちらも所属クラブでは別のフォワードとコンビを組んでいるのです。インモービレはカイセド、ベロッティはザザと一緒にプレーしていますね。

スポンサードリンク

最新記事

  • 試合終盤の逆転弾、4ゴールでインテルがシーズン初戦に勝利
  • インモービレとベロッティ、トーニが語るアズーリのライバル関係
  • 現場復帰を果たしたサッリの右腕、カルツォーナの新たな冒険
  • メッシ移籍騒動に揺れる国内、センシーニが語るアルゼンチン
  • イタリアからドイツへ、常勝バイエルンを支える理学療法士(後編)

人気記事

  • アニメから漫画まで、日本のポップカルチャーが持つ影響力とは
  • 【第6回】怒りのモウリーニョ
  • スパレッティ監督の戦術理論「カルチョはこうして変化する」(1)
  • 育成現場を蝕む「戦術病」、ウリビエリが指摘する指導方針の欠陥
  • マルコ・バローニに学ぶ2つのサッカー「デュエルとボール支配」

Primary Sidebar

このサイトについて

イタリアのスポーツ紙「コリエレ・デッロ・スポルト」を翻訳します。誤訳と誤植と勘違いが大量に含まれますのでご注意ください。日本での知名度がイマイチなセリエAクラブを頑張って盛り上げる係。

当ブログの本文を自動で引用して、コンテンツ化する行為はお断りしています。

Social

  • RSS

カテゴリー

アーカイブ

Copyright © 2021 長靴をはいた栗鼠